肝臓病と肥満専門のクリニック

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②B型肝炎ワクチンは抗体を調べる

<内容>

B型肝炎に感染しないために、B型肝炎ワクチンを接種するという方法があります。ワクチンを接種することで、B型肝炎に対する抗体ができ、抗体がB型肝炎に感染することから防いでくれるのです。今回は、そのB型肝炎ワクチンの抗体について、ご紹介します。

(1)病院へ行けばすぐにワクチンが接種できますか?
B型肝炎ワクチンは、病院へ行ったからといって、すぐに打てるわけではありません。知らないうちに、すでに抗体を持っている人が人口の20~30%いるからです。そこで、ワクチンが必要かどうかを調べるために、まず採血を行います。
(2)ワクチンは何回しますか?
原則として、3回接種します。これはワクチン接種後の抗体価を表したグラフです。縦軸が上に行く程、抗体価は高くなります。個人差があるものの、2回の接種では、抗体価はあまり高くありません。しかし、3回目の接種で、抗体価は急激に高くなっています。
(3)必ず抗体はできますか?
B型肝炎の抗体は、3回打ってもできない人がいます。打った人のうち、約5%の人には抗体ができません。そのため、3回のワクチン接種後、1ヶ月目に、抗体ができたかどうかをチェックします。

2018年9月11日

①肝機能異常の原因は2回でわかる

<内容>

健康診断の結果を見ると、肝機能の欄に、C判定やD判定が記入されていることがあります。今回は、そんな時、どんな病気が隠れているのかご紹介します。

(1)検診で肝機能数値が悪いと言われました。どんな病気がありますか?
脂肪肝が一番多い病気です。半数以上の方は脂肪肝です。
(2)原因がわからないこともありますか?
採血とエコーが一番最初に行わる検査です。この2つの検査で、約95%の原因が明らかになります。ですから、2回受診すれば、多くの方は肝機能異常の原因がわかることになります。
(3)意外な病気がありますか?
肝機能異常の1%は甲状腺の病気です。患者様はもちろん、医療関係者でもご存知ない方が多く、びっくりされます。

※甲状腺は、のどの前にある蝶の形をしたホルモンを出す臓器です。

2018年9月8日

⑤γ-GTPが高い原因は?

<内容>

健康診断の結果を見ると、色々な検査項目が記載されています。採血をして、その検査項目の数値を診ることで、目には見えない体の状態を知ることができるのです。今回は、その中でも「γ-GTP」という検査項目について、ご紹介します。「肝機能 D判定」が出ている方の中には、このγ-GTPの数値が高い人も多いです。

(1)γ-GTPが高い主な原因は?

お酒の飲み過ぎです。また、脂肪肝・薬・慢性肝炎が原因のこともあります。
※慢性肝炎とは、肝臓に炎症がおこり、それが6ヶ月以上続いている状態のことです

(2)なぜお酒が原因だとわかるの?

お酒が原因の場合、約2週間の禁酒で、γ-GTPは半分になります。そのため、お酒を飲まないで、10日~2週間後に、もう一度採血をすれば、お酒が原因で、γ-GTPが高くなったかどうかわかります。

(3)お酒を飲んだ人は必ず高くなるの?

お酒を飲んだからと言って、必ずしもγ-GTPが高くなるわけではありません。例えば、日本酒を毎日3合飲む人も、約半数の人は、γ-GTPは高くなりません。

2018年8月16日