肝臓病と肥満専門のクリニック

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2022年06月02日 

お雛様劇(31)「サブスクでマイホーム」

梅雨のある日、三人上戸が羨ましそうにカタツムリを眺めています。

右の三人上戸「カタツムリはいつ見ても、のどかで良いなぁ」
左の三人上戸「悩みなんて、何もないですからねぇ・・・(笑)」

しかし、二人の足元では、カタツムリ達が溜息をつきながら、話をしていました。

左のカタツムリ「この2年間、家の中ばかり。もう飽きちゃったなぁ…」
右のカタツムリ「物価高で、家を大きくすることもできないしねぇ…」

そんなカタツムリ達の悩みを聞きつけて、一人の男が救いの手を差し出しました。

男「サブスクで、何度でも、お好きな家をご利用いただけますよ。あちらのご親戚の方々にも、大変好評頂いています。」

指差された方を見ると、宝石をちりばめた豪華な家を背負ったナメクジが・・・。

三人官女「まあ、なんて美しいカタツムリなんでしょう!」
ナメクジ「そ、それ程でも・・・(苦笑)」
三人官女「まあ、なんて気持ち悪いナメクジなんでしょう!」
ナメクジ「そ、それ程でも・・・(泣)」

そんなやりとりを見ていた他のナメクジ達。

左のナメクジ「(赤い家を試しながら)やっぱり家は必要ね・・・。」
右のナメクジ「(青い家を試しながら)それも、できるだけ豪華な家がね・・・」
真ん中のナメクジ「家がないだけで、そんなに嫌わなくても・・・(涙)」

しかし、その隣では、お姫様が嬉しそうに、沢山のナメクジを抱きかかえていました。

「家のない姿も、とっても素敵♡」

その様子を隣で見ていたお殿様は、そっと呟きました。

「まるで(堤中納言物語の)虫を愛づる姫君ですね。(顔を背けながら)流石に、ついて行けません・・・。」
待合室の飾りを「サブスクでマイホーム」仕様に変更しました 2022年6月

お雛様劇場:55年前のお雛様を季節に合わせて、待合室に飾っています。

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