肝臓病と肥満専門のクリニック

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予防接種を受ける

Dr.中村の肝臓セミナー②「B型肝炎ワクチンではまず抗体を調べる」院長の1分動画です。
上記画像のクリックで、院長の1分動画②「B型肝炎ワクチンは抗体を調べる」へ移動します。

A型肝炎ワクチン

※事前に予約をお願いします
※18歳未満の方は保護者同伴でお願いします。
接種間隔   料金(全額自費)
0ヶ月目 ワクチン1回目 6,500円
2~4週目 ワクチン2回目 6,500円
6ヶ月目 ワクチン3回目(希望者のみ) 6,500円

A型肝炎ワクチンQ&A

60歳未満の方で,A型肝炎の抗体をもっている人はほとんどいません。生まれた時から衛生的な環境で暮らしているため、A型肝炎ウイルスに接触する機会がなかったからです。それに対し、60歳以上の方には、すでに抗体を持っている人がいます。幼少時期に、A型肝炎ウイルスに感染していることがあるからです。そのため、60歳以上の方がワクチンを希望された場合、まず採血をし、抗体があるかどうかチェックします。


 

A型肝炎ワクチンの場合、ほとんどの方に、1本でほぼ確実に抗体ができますそのため、B型肝炎ワクチンのように、接種後、抗体を調べなくても大丈夫です。

 

通常効果は、1回のワクチンで~2ヶ月、2回のワクチンで~2、3回のワクチンで約5年有効と言われています。そのため、渡航直前の方にはとりあえず1回、通常は2回、海外への滞在日数が長期になる場合、3回の接種をお勧めしています。

B型肝炎ワクチン(説明動画あり

※事前に予約をお願いします
※18歳未満の方は保護者同伴でお願いします。

 

接種間隔   料金(全額自費)
接種前 血液検査(B型肝炎の抗体があるかどうかを調べる)抗体がなければワクチン接種へ 4,000円
0ヶ月目 ワクチン1回目 4,000円
1ヶ月目 ワクチン2回目 4,000円
6ヶ月目 ワクチン3回目 4,000円
7ヶ月目 血液検査(B型肝炎の抗体ができたかどうか調べる) 3,000円
7ヶ月目+3日目 血液検査結果説明(抗体ができなかった場合の対処など) 1,000円

B型肝炎ワクチンQ&A

このグラフは、ワウチンを接種した時の抗体の数値を表したものです。これによるとB型肝炎の抗体は、2回目まではあまり高くなりませんが、3回目を接種した時に急激に高くなることがわかります。そのため、ワクチンの接種は、3回必要なのです。

 

高齢者は、抗体ができにくいです。ワクチンを接種した場合、20歳以下では、ほぼ100%抗体ができますが、60歳以上の男性では、2/3の人にしか抗体ができません。また、女性に比べ、男性はできにくいようです。

 

一般的に、検査会社からの報告書には、+陽性(抗体ができた)/-陰性(できなかった)としか明記されておりません。そこで、陰性だった場合、さらに検査会社に数値を問い合わせ、次のように分類して対応しております。
①5mlU/ml以下(陰性)→再挑戦?あきらめる?
②6~10mlU/ml未満(陰性)→追加ワクチンへ
③10mlU/ml以上(陽性

①の場合、3回の接種を再度することになります。
②の場合、1~2回追加接種をすれば、抗体ができることが多いです。
どうしても抗体が必要なのか、ご本人の希望をお聞きしながら、最適な接種方法を一緒に考えていきます。

B型肝炎ワクチンの場合、筋肉注射をお勧めします。皮下注射に比べ、筋肉注射の方が抗体ができやすいからです。また、抗体価も筋肉注射の方が高くなります。

 

抗体価は、ワクチンを3回接種した時が最も高く、その後次第に下がってきます。そのため、基準値となる10mlU/mlを切った時、追加接種をするかどうかが問題となってきます。考え方は2通りありますが、現段階ではどちらが正しいのか断定することはできません。
海外:追加接種をしない(1度抗体ができていれば、たとえ抗体価が下がっても、B型肝炎感染後に発病することは少ない。)
日本:追加接種をする(少しでも感染リスクを減らすため、追加接種をする医療関係者は多い。)

 

A型肝炎ワクチンとB型肝炎ワクチンは、同じ日に接種することできます。右腕と左腕、別々に接種することで可能です。

 

インフルエンザワクチン

この冬のインフルエンザワクチン接種は終了致しました。
(2024年1月6日現在)