①BMI(体重kg÷身長m÷身長m)が25以上
②高血圧・糖尿病・脂質異常・脂肪肝などの健康障害がある
③自力での減量が困難で、リバウンドを繰り返している
当院での受診目安は、①②または①③となります。
BMIや合併症(高血圧・糖尿病・高脂血症など)の有無により異なります。
①BMI25以上
②健康障害がある(例)健康診断の結果でA判定以外があるなど
①または②の場合は「保険診療」①②どちらでもない場合は、美容目的となり、「自由診療(自費)」となります。②の健康障害の有無は院長が診察後に判断します。※当院は保険診療のみです
当院での肥満外来メニューは、主に①~⑥です。
①食事指導②万歩計・体重のグラフ化③ダイアグラム④インボディ⑤仮想ランチバイキング⑥定期的な採血とエコー。
できる限り薬に頼らない生活習慣の見直しを基本としています。糖尿病がある場合は、内服薬(リベルサス)や自己注射薬(マンジャロ)による薬物療法も取り入れています
肥満症の場合、①ウゴービ(自己注射)②ゼップバウンド(自己注射)③マジンドール(薬)が保険対象です。糖尿病がある場合は、④マンジャロ(自己注射) ⑤オゼンピック(自己注射)⑥リベルサス(薬)も保険対象となっています。
しかし、①②③の肥満症薬には投与期間制限がありますし、①②は一部の総合病院でしか処方できません。当院でも④⑥は処方していますが、糖尿病の方のみ対象です。ご理解の程、よろしくお願い致します。※当院は保険診療のみです
薬物療法はあくまで食事・運動療法的効果を高める「サポート」です。薬や注射だけに頼ると、薬をやめた際にリバウンドしやすくなるため、服薬と平行して生活習慣を改善していくことが不可欠です。
ASTとALTは肝臓の細胞に含まれる酵素です。肝細胞がダメージを受けて壊れると、血液中に漏れ出すため数値が高くなります。一般的に肝炎や脂肪肝、アルコール性肝障害などの可能性を示します。
お酒を飲まなくても、γ-GTPが高くなることはあります。γ-GTPはアルコールだけでなく、肥満や脂質異常による「脂肪肝」、特定の服薬(薬剤性障害)、胆のう・胆管の病気などでも数値が上昇します。
基準値を少し超えた程度(軽度上昇)であれば、急を要する状態ではありません。しかし、ASTやALTが100 U/Lを超えている場合や、黄疸(白目が黄色い)・強い倦怠感・褐色尿(尿がコーラ色)の場合は、早急に医療機関(消化器・肝臓内科)を受診して下さい。
節酒・禁酒をはじめ、糖質や脂質の摂りすぎを控えたバランスの良い食事、適度な運動(有酸素運動)、十分な睡眠が基本です。また、自己判断でのサプリメント摂取が逆に肝臓の負担になることもあるため注意が必要です。
お酒を飲まない方の脂肪肝は「MASLD(代謝異常関連脂肪性肝疾患)」と呼ばれ、肥満、高血糖、脂質異常症、ストレス、運動不足などの代謝異常が原因で起こります。日本人の場合には、痩せ型の方でも比較的、脂肪肝の発症が多いです。
当院では主に血液検査とエコー検査をします。血液検査では肝機能数値が高い原因を見つけます。そのため採血項目は、健康診断での血液検査を更に詳しく分析するような内容になっています。エコー検査(腹部超音波検査)では現在の自分の肝臓の状態を調べます。それに追加して、エラストグラフィ(肝硬度測定)で肝臓の線維化を測定したり、ATI(超音波減衰法)で脂肪肝のレベルを測定します。
健康診断の直前にお酒を飲んだり激しい運動をすると、肝機能数値は上がります。前日の過度な飲酒はγ-GTPやALTを上昇させます。また、直前の激しい運動や筋トレは筋肉が損傷し、ASTやCK(CPK)が一時的に跳ね上がる原因になります。そのため、健康診断や病院を受診する2日前位は、飲酒や激しい運動を避ける方が無難です。
