肝臓病と肥満専門のクリニック

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お雛様劇場(8)「七夕に願いを」

楽しそうに 乙女たちが七夕の飾りつけをしています。
「素敵な出会いがありますように」
二人が書いた短冊は、偶然にも同じものでした。

三人官女A「(顔を赤らめながら)あら、あなたも同じ願い事なのね?」
三人官女B「お互い素敵な出会いがあるといいわね(笑)」

こちらでは、五人囃子が今か今かと、一行が出発するのを待っています。

五人囃子A「早く出発しようよー~。(牛をなでながら)お前もそう思うだろう?」
牛「モー待てない・・・」
五人囃子B「ちょっと待ってくれ~。荷、荷物が重すぎて動けない・・・」

なかなか出発できないのには、訳がありました。名残惜しそうに、三人官女と右大臣が川を挟んで、いつまでもいつまでも、手を振り続けているからなのです。その姿はまるで、天の川で別れを惜しむ織姫と彦星のようです。

三人官女「(寂しそうに)お気をつけて・・・」
右大臣「(後ろ髪をひかれるように、何度も振り返りながら)で、では、出発するとしよう・・・」

一行の後ろから、呆れたように二人の様子を見る左大臣。

左大臣「もしもし?日帰り出張なんですけど・・・」

待合室の飾りを「七夕」仕様に変更しました。(2020年7月)

お雛様劇場:53年前のお雛様を季節に合わせて、待合室に飾っています。

2020年7月5日