肝臓病と肥満専門のクリニック

TEL.082-545-1199
〒730-0051 広島市中区大手町1丁目1-20 相生橋ビル9F

お雛様劇場(67)「稲を早く成長させる方法は?」

田植えの時期になりました。お米が高いので、皆は稲を早く成長させて、収穫しようとしています。さて、どんな方法で成長させようというのでしょうか?

「さるかに合戦」のカニの兄弟が歌を歌っています。

カニの兄弟「早く実を出せ、稲の穂よ。出ないとハサミでチョッキンだ!」
稲「(ブルブル震えながら)・・・」
カニの兄弟「おかしいなぁ。柿の木では上手くいったのに・・・。」
右の犬「最近は褒めて育てるのが主流ですからねぇ…(笑)」

黒い革ジャンを着た左大臣は、激しくギターを弾きながら、ヘビメタを聞かせています。

左大臣「植物の成長には、音楽が良いらしいぞ。」
稲「(心の声)うるさいなぁ・・・」
右の左大臣「え?何かイライラしてる?」
左の犬「成長に良いのは、ゆったりとしたクラッシックですからねぇ…(笑)」

オタクさんが田んぼの中に薬を流し込んでいます。

オタクさん「やはり成長剤でしょう!何と言っても科学的な知見に基づいていますからねぇ(自信に満ちた笑み)」
稲「(泡を出しながら)・・・」
右のオタクさん「(空になったビンのラベルを見て)えっ?整腸剤?」
左の犬「(稲に向かって)お気の毒に・・・」

今年の夏も、暑さのため大量のカメムシが発生することが予想され、稲の被害が心配されています。

カメムシ「稲の汁を頂きま~す」

それを見つけたポチは、素早くそのカメムシを捕獲しました。

ポチ「稲を守る番犬として頑張るぞ!」
左のポチ「(寂しそうに)でも、誰も褒めて(なでて)くれない・・・。」
右の犬「まあ、あれだけ臭くなっていれば、近づきたくないわなぁ…(笑)」

皆の様子を遠くから見ているニヤリ君。

ニヤリ君「そんなに無理しなくても、今月中には、備蓄米が出てきて安くなりますよ(笑)」

その頃、皆の健闘で、稲が早く成長すると信じて疑わないお殿様は、お箸とお茶碗を抱えて待っていました。

お殿様「新米はまだですか・・・?」
待合室の飾りを「稲を早く成長させる方法は?」に変更しました 2025年6月

お雛様劇場:58年前のお雛様を季節に合わせて、待合室に飾っています

2025年6月1日