肝臓病と肥満専門のクリニック

TEL.082-545-1199
〒730-0051 広島市中区大手町1丁目1-20 相生橋ビル9F

お雛様劇場(24)「最後の一葉のはずが…」

悪霊が左大臣に取り憑いてしまいました。庭にある木の葉が全て散った時、左大臣の命を奪うというのです。そこで、五人囃子達は、最後に残った一枚の葉を、自分達が描いた葉と入れ替えることにしました。

左の五人囃子「(自分の描いた葉を見ながら)最高傑作だ!これを飾ろう!」
右の五人囃子「いや、私の方が上手いぞ!」
「こちらも、なかなかの出来映えですよ(笑)」
左の五人囃子「(不満そうに)ねぇ、僕のを飾ってよ!」
右の五人囃子「(駄々をこねるように)私のも飾りたいよ~」
皆が皆、自分のが一番だと思っていました。
「(心の中で)そうだ!今夜、こっそり、自分のだけ飾りに行こう・・・」

翌日早朝、庭を散歩していた右大臣

「昨夜は残った葉が1枚だけだったが…???」

その頃、左大臣の枕元では、悪霊が愉快そうに叫んでいました。

悪霊「今日こそ、そなたの魂を連れて行くぞ~」

庭の木を見る左大臣と悪霊

左大臣「とうとう最後の1枚も散ってしまったか…。うん?増えておるぞ⁉」

青ざめて、驚き慌てる悪霊達

右の悪霊「オーマイゴッド!」
左の悪霊「僕達、そろそろ霊界へ帰りたいんですけど…ぐすん(泣)」
左大臣「・・・」

その様子を見ていた三人上戸は、溜息をひとつ付いた後、電話をかけました。

左の三人上戸「姫様、そろそろ帰って来て頂けませんか?悪霊達が困っています…。」
待合室の飾りを「最後の一葉のはずが…」仕様に変更しました 2021年11月

お雛様劇場:55年前のお雛様を季節に合わせて、待合室に飾っています。

2021年10月31日