肝臓病と肥満専門のクリニック

TEL.082-545-1199
〒730-0051 広島市中区大手町1丁目1-20 相生橋ビル9F

エコー室の電動ベッド

「少しだけ見える範囲が広がるんですよ」「もしかしたら、すい臓がんの早期発見につながるかもしれません」当院ではエコーをする時、50歳以上の方には脱気水500mlを飲んでもらっています。脱気水を飲んで座った状態でエコーをすると、寝たままの状態よりも膵臓がみえやすくなるからです。もちろん脱気水を飲んで座ったからと言って、誰でも見えるようになるわけではありません。個人差もあり、膵臓の微妙な位置によって、ほとんど見えない人もいます。

患者様:脱気水を飲んでみたものの、横になって待っている間に吐きそうなった。「座って下さい」と言われたが、途中で体を起こすのは辛かった…。
看護師:大きい人の場合(背中に置いた三角枕がズルズル下がるので、それを支えようとして)手や腰が痛くなる…。
院 長:年配の方がしんどそうに上体を起こすのを見ると、なんだか申し訳ない気持ちになるなぁ…。

という訳で、この度、エコー室に電動ベットを導入しました。患者様には、脱気水を飲んだ後、背もたれのある楽な姿勢でお待ち頂けるようになりました。横になったり座ったりする動作も、院長のペダル操作一つです。看護師が患者様の背中を支える必要もなくなりました。
「このベット、楽でしょう! 背もたれだけでなく、ベット自体も上がったり下がったりするんですよ」嬉々とした解説と共に、只今、院長が一番楽しそうに使っております。

 

2018年10月6日