お殿様が鬼にさらわれ、一人救出に向かったお姫様。それを知った家来達は、慌ててお姫様の後を追いかけます。

後に続く五人囃子達「姫様がお怪我されていませんように…(祈り)」
しかし、到着してみると、思いもかけない光景が広がっていました。なんと、お姫様が鬼の頭上から刀を突き立てているではありませんか。

お姫様の雄姿を見て、はしゃぐ左大臣。

後方でその様子を見ていた家来達も、すっかり寛いでおります。



右側の五人囃子「(ニヤリと笑いながら)さしずめ、殿は男の禰豆子(ねずこ)ですね」

縄で縛られ、竹のさるぐつわをつけられて、状況が理解できないお殿様。

お姫様は皆に聞こえない様に、小さく呟きました。

(セーラームーンの様に)月に代わってお仕置きもしません!
殿だって、(鬼滅の刃の様に)鬼化していないんだから!」
それを聞いた鬼も、小さく呟きました。


お雛様劇場:54年前のお雛様を季節に合わせて、待合室に飾っています。