十五夜の夜、お姫様が里帰りすることになり、お殿様もついて行くことになりました。天の羽衣を羽織ったお姫様は、お殿様の準備が整うのを待っています。
お姫様の後ろでは、見送りに来ている御家来達が、お殿様へ大きな風呂敷包みを渡しました。しかし、お殿様には、その意味がよく理解できていないようです。
月世界の旗を振りながら、その様子をじとーっと見つめる五人囃子達。
お殿様の隣りでは、右大臣が左大臣へ、風呂敷包みの大きさについて注意しています。
左大臣の特大風呂敷を見て、驚く五人囃子と三人上戸達。
お雛様劇場:54年前のお雛様を季節に合わせて、待合室に飾っています。